2020/9/30

Japan Drone 2020はオンライン参加

 国内最大のドローンの展示会であるJapan Drone 2020が9月29日・30日に幕張メッセで開催された。
 この展示会は、日本最大のドローンに特化した唯一の国際展示会とコンファレンスのイベントであり、今まで、自身もここに足を運んできた。ここではドローン展示ブースのメーカー担当者から直接話しを聞くことができる場であったり、日本のドローン産業の姿を見ることができる唯一の機会であった。
 
 今年は、残念ながらコロナ禍の関係で来場を見送り、オンラインによるコンファレンスプログラムをを受講した。この2日間、朝10時過ぎから夕方5時頃まで、有料・無料合わせて12コマのセッションを受講した。
 
 官民によるレベル4に向けた枠組みの環境整備と、国産ドローンの開発を強力に推進する内容など有意義なオンライン講演であった。
 
 特に印象に残ったのが、「ドローントップテクノロジー~注目される次世代テクノロジーの神髄に迫る」のオンラインセッションで、エアロデベロッパージャパン田邊代表が発表されたロケットエンジンの応用技術であるハルバッハ型ハイブリッドエンジンの仕組みが大変興味深かった。
 長時間、重量物輸送ドローンは、リチウムイオン電池ではパワー不足であり、今のところ動力源が存在しないとのことであった。次世代のドローンは、要素技術の様々なイノベーションが必要なのかもしれない。